歌舞鬼の国の裏作業

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    こんにちは! 再び遠藤みかです。

     

    前回の私のブログでは"アリス"として考えていたこと、思ったことをツラツラと書き綴っていましたが、今回は私の役者以外の部分、"裏方スタッフ"としてのお仕事を紹介させていただこうと思います。

     

    まずはコレ!

     

    iPhoneImage.png

     

    フライヤー(サイズを変えて2種類)、ポスター、WEBサイト、チケット、パンフ…などなど、宣伝美術としてのお仕事です。

     

    「浮世の国のアリス」のテイストと「傾奇者のパレード」のテイストを加えつつ、アリスの賑やかで不条理な感じを出したいなぁと考えながら作りました。ロゴには光札たちが隠れています。どの文字が誰だか分かります?

     

    衣装のまみたすも少し触れていましたが、今回は前作「傾奇者のパレード」に比べてフライヤーにビジュアルを登場させるキャラが多かったので、その撮影、加工処理だけでもヘトヘト…。稽古が休みの日にはネットカフェにこもって日付が変わるまでやっていました(家のパソコンは古すぎて使えないのです。そろそろ買い替えなきゃ!)。


    来る日も来る日も薄暗い、タバコの臭いが充満したネットカフェに缶詰状態…。
    思い出しただけでも嗚咽が漏れそうなので、この話はこの辺で。


    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    ▲撮影中の様子です。役者だけではなく、照明、メイク、カメラ、撮影補助など、いろんな人の手がかかっています。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    ▲いろんなパターンで何カットも撮影していました。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    ▲道風さん、髪をカットするためにゴミ袋を被っています。すごい絵だ。


    そして裏方としての私のもう一つの顔は、本公演時に本領発揮の物販担当。
    ただこちらは孤独な宣伝美術と違って、複数名でチームを組んでやっています。

    おなじみ、カブゥの新作Tシャツ。

     

    マエカブ 歌舞鬼の国のアリス

     

    原画:藤井みな 編集:遠藤みか、という、毎回恒例のタッグを組んで作成しています。
    具体的には藤井が原画を数点書いてその中から団内で人気投票してデザインを決定させて、決定したものを私がパソコンを使ってパスデータに描き起こし、商品化を行うための清書作業を行います。
    今回はスタイリッシュなネクタイカブゥ。大人気でした。


    登場キャラクターたちのイラストを描くのは、与力(よりき)画伯。
    よりから届いたイラストを私が商品化させるという、こちらもお決まりの流れ。シールや缶バッジ、ボールペンなどになりました。こちらも全て完売するほど大人気!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    小川はるぅはPOP作りの名人なので、ブースをPOPで飾ったり、あと衣装チームとしての腕を生かして、道風のシュシュも作ってくれました。この道風シュシュには、燕と蛙のチャームも付いてるんですよー。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    衣装おがさまみ。アリスシュシュ、カメ巾着、浮世絵師巾着(ステンシルは浮世絵師本人の池上:作)、鶴コースター、月コースターを担当してくれました。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    私は、桜ブレスレット、鳳凰イヤリング、マエカブキブックマーカーというアクセサリーを担当しながら、パッケージなども作りました。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    これらのハンドメイド商品は数が少なかったため開演前は購入数制限を設けるなどさせていただきましたが、それでも物によってはどの上演回も開場と同時に売り切れてしまったりして…申し訳ありません。
    マエカブ社長も「俺だってアクセサリーなら作れるし!」と言っていたので、今度また販売を行うことがあれば社長に500個くらい生産してもらっておきます。

     

    さらに今回は物販ブースの助っ人スタッフとして、みやぶんを召喚。事務処理などをやってくれていました。

     

    物販メンバーは以上ですが、私達だけじゃ当日のブースを回しきれず…岡山から来ていただいたKさんには本当にお世話になってしまいました。お礼しか言えませんが、本当に本当にありがとうございました!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ


    それからそれから、今回は小道具も少しお手伝いさせてもらいました。

    アリスや浮世絵師、親たちが持っていた「花札」。
    市販の花札だと小さすぎて舞台映えしないので、手のひらサイズに拡大してベロアや厚紙でいい感じに仕上げました。高級花札やでー。
    自分(アリス)が受け取る花札を自分で制作するという。あるあるですね。

     

    アリスが最後に持ってた誕生日ケーキも本人(私)作。
    実際、ローソク(本当は竹の串にマステ巻いたもの)は39本刺さっているのですが、最初に仕上げて稽古場に持っていったとき間違えて29本しか刺せていなくて、それはそれはもう、散々な言われようでした。「おい、誤魔化すな!」とか「気持ちは分かるけど、そこはちゃんとしようよ」とか。わざとじゃないからね! マジで! 数を数えられなかっただけだから!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    わりとそれっぽく見える立派な作りですが(自画自賛ね)、数時間で作れました。
    紙粘土、シリコン、絵の具、ニスなどを使っているので、本当は数日置いて乾かしたりしなければいけないんですけど、全部無視して突貫で作りました。そのため、よく見ると絵の具が滲んでしまったりしていますが、まぁ、妥協できるところかと。あんまりマエカブで小道具に紙粘土って使ってなかったですが…
    アリですね、紙粘土。\アリだー!/


    おおまかな仕事といえば、こんな感じでしょうか。
    好きでやってることなので苦でもなんでもないですが、そこそこ色々やってますね。私に限らずですが。

     

    そんなこんなで「歌舞鬼の国のアリス」。
    先週の今頃はホールで必死に準備を進めていたのに、1週間ってあっという間ですね。早い早い。

     

    週が明けた頃(日にちは未定です)には舞台本番の写真なんかの準備も整いそうなので、お楽しみに!


    以上、遠藤みかでした!


    見え方はその人固有の財産です。たぶん。

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      どうもこの度は、株式劇団マエカブ本公演

      歌舞鬼の国のアリス

      にたくさんご来場いただき、誠にありがとうございました。

       

      ブログではご無沙汰しておりました。田坂です。

      Twitterのほうではちょこちょこ顔を出したり、

      気づかない間にカブにシールが貼られていたり

      そんな感じでした。いつも通りですね。

       

      さて、今回私は音響・舞台監督として、今まで2回とは違う場所から本公演を見ておりました。

      どちらも未熟な点が多々ありましたが、いろんな方の力添えもあり無事、終えることができました。

       

      そろそろタイトルに関係する話をしましょう。

       

      音響席というのは、舞台の真正面にあると同時に一階席の客席最後方にあります。

      初めて座ったこの席に落ち着かなかったのですが、

      ここから見る景色はとても面白いものでした。

      役者さんのお芝居はもちろん、お客様方の反応もわかるんです。

      だいたい視点はこんな感じ

       

      笑いどころで揺れる席、

      役者さんにくぎ付けになってる席

      声をだして屋号を叫んでくれた席

      いろんな席が見えました。

      ちなみにすべての回において

      桜さんの鬼殺しでは全体が揺れてました。

      音響卓も揺れてました。

      主に高木”シロウサギ”康男さんが叩いていたサンプラーによるものですが。

      シェヘラザードと偽りの夜の時も思ったけど、この人すごいわ。

       

      客席の並びからもわかっていただけるかと思いますが、

      どこから見るか、というのもかなり影響があると思うんですよ。私。

      例えば花道真横で役者さんを間近に見るのか

      二階席から俯瞰してみるのか

      太鼓の近くで鼓動を感じるのか

      3回しかない以上、どのお席も、多くて3人しかすわれないんです。

      同じ見え方をした人が3人以上いないんです。下手をするとあなただけかもしれません。

       

      そのお席からご覧いただいた「歌舞鬼の国のアリス」があなただけの歌舞鬼の国のアリスであり、

      6周年を迎えたマエカブの姿でございます。

       

      鉛筆を6角形とみるか正方形とみるか。

      コップ半分の水を半分あるとみるか半分しかないとみるか。

      劇中のセリフも個々の辺に絡まってきたりは。。。さすがに無理か、詭弁か。

       

      末筆になりましたが、お手伝いいただいたたくさんの方々、客演の皆様、本当にありがとうございました。

      劇団員の皆さん(こう書くとなんだか変だけど)。お疲れさまでした。

       

      うーむ、無計画に描くとまとまりが悪くなりますね。

      気持ちが先行してうまくまとまらないや。。。。。。

       

      さて、「オチがつきません」オチということで本文は許していただくとして、

      次はどうやらカブフェスのようです。昨年からおそらくさらにパワーアップすることでしょう。

      それではまた、次にお会いするときに。

       

       

       

       

       


      衣装をつくりました

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        「歌舞鬼の国のアリス」をご覧いただきました皆様、ありがとうございます。

        衣装を担当させていただきました、まみです。

         

        私が担当させていただいた衣装は、アリス、カメ、浮世絵師、松に鶴、芒に月、柳に燕、白黒ウサギ、藤に杜鵑の9役。

         

        今回はポスターとフライヤーに役者の写真を使うということで、2月に1度目の衣装締切がありました。

        ということで、衣装が動き始めたのは去年の12月。

        この段階で台本は完成しておらず、「なんとなく雰囲気!」という感じで作っていきます。

        1度目の締切に間に合わせないといけなかったのは、アリス、カメ、浮世絵師、松に鶴、芒に月。

        まずは衣装案から作っていきます。

         

        アリス。本当は話が進行するごとに中のワンピースの色を変えたかったのですが、進行上の問題でかなわず…

        カメは「浮世の国のアリス」から一転、かわいいイメージにしました。

        浮世絵師は、「鬼札=誰にでも何にでもなれる」という伏線をはるために、すべての色を混ぜた色=黒で表現しました。

        ただ一色にすると地味になってしまうので、マフラーやインナー、パンツ、上着、帯…すべてのアイテムの素材を別物にしたところがこだわりポイントです。

        松に鶴は、鶴を背中にあしらった、シンプルだけどインパクトのある仕上がりです。

        ちなみにポスター用写真撮影日の面白いワンシーン。

        まだ小道具が完成していなかったため、なんとほうきで錫杖を持ってる風にしていました。

        宣材担当まめさんの力がこの後発揮されて、皆様のお手元に届いたフライヤーになりました(笑)

        芒に月のイメージは某コーラの何とか太郎です。

        月を背負って、花札を表現しました。

        ひそかに端をほどいたりして、実はディティールが凝っている、そんな一着です。

         

        ここまでがフライヤー撮影のために本番の2か月前に7割がた完成させていた衣装です。

        そしてこれから他の衣装に取りかかります。

         

        柳に燕は、道風の右腕という設定のため、道風と同じ狩衣風の衣装です。

        うさぎたちは無念ながら、衿もとに飾りを考えていたのですが、うまく表現できず…

        シンプルな仕上がりになりました。

        それでもあのお二人だったからこそ、結果オーライだったのかな?と思ったり…

        藤に杜鵑はマントは役者本人の制作!

        とてもきれいに作られていました。

        スカートは古着を改良して、トレンディドラマの主人公のようないい女風変身に持っていけるよう、作りました。

         

        前回の「浮世の国のアリス」と脚本・演出が変わるとはいえ、登場人物等は同じ。

        それをどういう衣装で表現するのか、前回とどう変えるのかが、今回私の中で一番難しいところでした。

        それを、演出や役者のみんなとそれぞれに相談して考え、作り上げてきました。

        役者の役への考え方、演出の考え方があってこそ、裏方の私はそれを形にできます。

        あとは違和感なく、彼らが役にのめり込めるように、少しでも着心地の良い衣装を作れるように取り組んできました。

        これからもどこかで衣装として、皆様の前で作品を披露できる日が来ればと思います。

         

        そして最後に…

        衣装を担当してきて初めて、担当した役者さんと一緒に集合写真を撮りました。

        なぜ今まで撮らなかったのか…

         

        ご来場、ありがとうございました。


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