元ボクサー兼ボンボン
外は暖かくなって桜も咲き始めて
急に春が来ましたねー
暖かいのに油断して薄着で外出すると夜凍えちゃうから注意!!!!
カーリーを演じました谷口継夏です。

マエカブでは再公演だった今作。
当時僕はまだ入団していない時期で、入団してからこの作品の話を聞いて出てみたいと思っていた作品でした。
この作品はマエカブ初のツアー公演をしたものであり、好評だったと聞くので少しプレッシャーがありました。
しかし、前公演を超えるものなんてのは望んでいなくて。
というよりかは、観る人によって良い悪いが違うんだから今回の座組みにしか作れない「ハツカネズミと人間」を作りたいなと個人的には思っていました。
前公演を観ていないから何も言えないけど、胸を張れる作品の一つに僕はなりました。
マエカブの作品に出演出来たのも半年以上ぶりだったのでこれまた嬉しくて楽しくて。
で、
ここで僕の演じたカーリーくんのことについてご紹介します〜!
簡単に説明するとカーリーは元ボクサーで牧場の社長(?)の息子です。
二週間前に美人と結婚してウハウハな彼はお調子者な性格に加えて、良いところを見せようと背伸びするようになって。
スーツだって普段着ないくせにわざわざ買ったりして。
大好きな人と結婚出来て、且つ職場では社長の息子だから誰からも文句を言われない。(言わせない)
牧場では仕事なんかしないのに給料と言う名のお小遣いを貰って、奥さんに貢いで。
でも、奥さんはカーリーのことができなわけではなくて。お金を持っているから結婚したわけで。
そんなことに薄々感じているけど信じたくない彼はひたすら彼女に貢ぐわけで。。。。
こう書くと、なんとも可哀想な彼。
でもこんな彼を僕は愛しています。
誰からも認められなくて厄介者扱いされる彼だけど、
最愛の妻には騙される続ける、
けど!!!!
奥さんが亡くなったときに真っ先に動いたのは彼なわけで。涙したのだって彼だけで。騙されていると勘付いていたとしても彼女の為にいつでも全力になれる彼を僕は尊敬します。
感情的な彼だからこそなのかな、と。
周りの従業員たちは、手を砕かれたからだと思っているけどカーリーはそんなこと忘れるくらい怒っていたんじゃないかな。
最後に、演出の藤井さん。
藤井さんは、自分の世界の中で違うものははっきり違うと言ってくださるので思いっきりすることができました。
悩んでもまずはアイデアを全て試して藤井さんの意見を聞いてって感じで。結構稽古では好き勝手カーリーを演じさせていただけて嬉しかったです。
また、ご一緒したいです。
応援してくださった皆さま、座組みの皆さま、ありがとうございました!
また、どこか違う世界でお会いしましょう〜〜〜〜


- 2018.04.03 Tuesday
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- 10:46
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- by 株式劇団マエカブ
谷口さんは鬼退治の時のお猿さんでしたね、あまりの勢いにドキドキしたのを覚えています。今回のカーリーも適役でした、どら息子感が良く出てました。これからも楽しみにしています。