公演を終えて【制作/娘】

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    冒頭と最後にちょこっと出させていただいた、語り部の娘こと、遠藤みかです。

    マエカブ

    普段から役者と裏方を兼ねることが多い私ですが、今回は『裏方9:役者1』くらいの仕事量で割り振っていただきました。

    というのも…

    今回のくるりんクエスト、事の発端は
    「ヨコクラさんで真冬に公演したい」という私のわがままでございました。
    「したい」「やりたい」と言ったのが自分である以上、今回は、裏方に徹しよう。
    芝居というより、公演を作る立場になろう。
    と、決めていたのです。

    それにしても、脚本もない状態にもかかわらず「参加する!」と言ってくれた役者&スタッフの皆さん、そして「くるクエ」の脚本を今回の公演で使わせてくれた繁中さんには感謝感謝です。


    そんな訳で私、くるクエ上演にあたって何をやっていたかというと…

    実は小道具作りがメインだったりします。
    とにかく、くるクエは小道具が出てくる出てくる!
    しかも「そんなの売ってねぇよ!」という特殊なものばかり。
    作るしかないんですわ。


    例えば



    右の「魔王城」の看板も手作り(文字:はるぅ)。
    本当は黒板が欲しかったんだけど、予算削減のために、段ボールと布と薄っぺらい板を貼り合わせて作りました。
    何も言わなければちゃんとした板っぽい。
    ただしこの段ボールは社長宅に届いた荷物の段ボールで、裏面は伝票貼りっぱなしだったため、手下には「絶対裏面見せちゃだめ!」と念を押しておりました。
    今思うと、伝票くらい1秒で剥がせるのに意味不明の手抜きっぷりです。

    それから、



    冒頭で行商人が売っていた「勇者のパチンコ」。
    これなの見ている人の記憶にも残っていないんじゃないかと思いますが、無駄に手作りです。



    演出に「勇者のパチンコ、デコっていい?」と聞いたら「やるなら徹底的に」と指示が出たので、ラインストーンと薔薇と蝶でかわいらしくあしらってみました。

    それからそれから、

    マエカブ

    カワセミが生み出した「金の延べ棒」。
    発砲スチロールに金紙を巻いただけですが。

    マエカブ

    殺気みなぎる二人の黒子が手にしているスラ(ry達も手作りです。
    (青スライムの原型は客演の井上さん)
    はぐれメ(ry(銀)の方は、本当はバブルスラ(ry(緑)にしたかったけど、スプレーが銀しかなかったためにこうなりました。



    物語の中でかなり重要だったお面。
    これはほぼ繁中作です。
    私(たち)はただひたすら、繁中さんの作った原型に紙を貼り、色を塗れる状態に仕上げました。
    黄色のと黒のは芝居の流れ上サッと被る必要があったので、みんなで案を出し合って最終的に裏面にマウスピースを仕込むことにしました。




    これは何だか分かりますか?

    正解は、みやぶん演じる僧侶が肩からかけていた、バッグの紐部分です。
    なんと無駄に手編み。
    バッグ自体も手作りリメイクを施しています。

    僧侶と言えば怪力。

    行商人に怪力っぷりをアピールするシーンで登場した割れる岩は、



    発砲スチロールを岩っぽく切り出して、



    着色して、さらに加工を施して簡単に割れるように仕上げました。
    みやぶんが本当に怪力な訳じゃないからね!
    (どうにか本物の岩を割れるよう鍛えてほしかったんだけど、間に合わなかったようです)


    そして、インフルエンザで衣装の真実タソが倒れた隙に、ふと思いついたモノを作ってみました。





    行商人、オッサン、僧侶、手下、娘がはいていた靴は、
    実は完全なる室内履き(スリッパ)!

    ヨコクラさんでお借りする舞台が、実は室内(畳のお部屋)ということもあり、靴であがるのは許可をもらう以前に、私たちの中でNGでした。
    昨年も「アニマル☆パラダイス」という作品で、実際は畳の上でやってるけど設定は外。という状態が発生し、その時は客演の原さんが室内履き用の布ワラジを作ってくれました。
    今回、それを思い出し、スリッパを布でくるんでブーツっぽく見えるようにしたものを役者に履いてもらいました。

    元動物とか魔王様や黒子たちは裸足で頑張ってくれましたが…!


    あ、あとコレね。



    大人気、缶バッジ!

    全キャラクター+演出(右下)を作りました。
    マエカブの公演ではよく登場する物販の品です。
    なんでこんなに缶バッジを推すかというと、某団員が業務用の缶バッジマシンを持っているからです。なのでギリギリまで量産できる。

    今回はこれにちょっと手を加えて、マグネットも作りました。
    マグネットは藤井画伯の壁画イラストで、アンケートに答えていただいた方へのお礼としてプレゼントさせていただきました。

    箱入りしてから、みんなでセッセと加工してました。


    あ! あとですね、あとですね、

    受付でお配りしていたパンフレット。
    サイズがちょっと小さめでしたが、あれはファミコンとかに必ず入っていたゲームの説明書をイメージしたサイズです。
    ゲームの説明書っぽくしたい! という役者からのアイデアです。



    という訳で、今回ほぼ初めて「裏方メイン」で公演に参加して思ったことは、、、

    スタッフさん、スゲーーー! ってこと。

    小道具の作り方、音響機器の繋ぎ方、タイスケの作り方など、

    今回初めて経験させていただいたことばかりで、どれもこれも新鮮で…そして、大変でした。
    これをスタッフさんはいつもやっているのね。。。

    もちろん役者さんも凄かったです。

    稽古中、日に日にキャラクターそのものになってくるのが面白かったです。
    本番中、楽屋に戻ってくるたび、あの寒さにもかかわらず汗だくで、舞台ですごいエネルギー使ってるんだなぁ。というのを感じました。


    最後になりましたが…
    キャスト、スタッフ、ヨコクラさん、ゲストでお越しいただいた松島さん、三味線の皆さん、お手伝いいただいたソメさん、いつも結局助けてもらっちゃうビリ、応援してくださっている皆さま、お越しいただいた皆様、

    本当にありがとうございます。

    なんというか、、、

    すごく楽しかったです!!!



    コンティニュー?


    遠藤みか


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